【auひかり】マンションタイプの回線速度はなぜ遅くなるのか

★ ホームタイプとマンションタイプの配線方法の違い

　auひかりのホームタイプとマンションタイプでは回線の配線方法が異なります。
ホームタイプでは光回線を独占して利用するに対し、マンションタイプではインターネット接続装置からほかの住民と共有して利用することになります。
道路を例に挙げると、誰も走っていないのならスイスイ走ることができるものの、ほかの車も走っている場合は混雑によってスムーズではなくなることもあるものです。
auひかりそのものは数ある光回線のなかでも回線速度が速い部類の光回線であり、世界最速の5ギガや10ギガも選択が可能です。
しかし、必ず満足のいく回線速度となるかどうかは別問題になります。
最大速度が速くとも混雑が理由で回線速度が遅くなってしまうことがあります。
マンションタイプの場合は特に利用者数によって回線速度が遅くなることも少なくありません。
常に満足のいく回線速度に拘る場合は、ほかの光回線であってもホームタイプを選択した方が有利といえます。
しかし、ホームタイプとマンションタイプでは月額料金が異なるため、自分にとってどれだけ回線速度が速くあるべきかを考えるのが大切です。

★ 利用者数が理由で回線速度が遅くなる

　auひかりの回線速度が遅くなる理由は利用者が多くなるためです。
実際にauひかりのマンションタイプを利用している方は昼間と夜では大きく回線速度が異なる場合を経験したことがあるでしょう。
ホームゲートウェイを交換したり無線LANケーブルを買い替えたりといった方法によって回線速度が改善される可能性はあります。
しかし絶対に回線速度が改善されるかどうかは分かりません。
auひかりを夜に利用することが多くて、できるだけ快適に利用したいと思う方にとって試してみる価値はあります。
回線を共有しているからこそ、どうしても回線速度が遅くなったり不安定になったりしてしまうものです。
これはほかの光回線を利用したとしても同じことです。
マンションタイプの光回線を利用する以上は頭に入れておかないといけないことで、昼間の回線速度に問題がない場合はまず利用者数の増加が原因と考えて問題ありません。
マンションタイプである以上、回線を共有することは変えることはできないことも覚えておかないといけません。

★ ホームタイプを選択する

　集合住宅である場合、通常マンションタイプを選択することになります。
しかしホームタイプが導入済みである場合はホームタイプを選択することもできます。
回線の配線方法が異なるからこそ、夜であっても満足のいく回線速度になりやすいのが特徴です。
しかし、ホームタイプを選択した場合はマンションタイプと比較すると月額料金が1,000円以上高くなってしまうことは頭に入れておいた方がよいでしょう。
さらに、一度ホームタイプを選択して後にマンションタイプに戻したいといった場合には解約を必要とします。
解約期間でないときに解約をした場合には違約金が発生し、工事費の残金も一気に支払う必要があります。
回線速度の安定のためにホームタイプを選択すべきかどうかは後に変更ができないことも含めて選択しないといけません。
仕事や学校を終えて夜に自宅にいる場合には高画質の動画を視聴したりオンラインゲームをプレイしたりと、回線速度の速さがより重要になる時間帯といえます。
快適にインターネットを利用できるだけの回線速度の速さであるのが望ましいものの、現実的には利用者が増加すると一時的に遅くなってしまうこともあります。ほかの光回線を選択しても同じ現象が起きるからこそ、ある程度は妥協しないといけないことを覚えておいて方がよいでしょう。

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